大丸別荘(福岡県)が、大浴場の湯の取り替えを年2回しかしておらず、基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出されました。この記事では、高級老舗旅館「大丸別荘」の口コミ、経営体質、管理会社の考え方について独自の情報網からズバッとお伝えします。
大丸別荘レジオネラ口コミ「発覚した内容」

大丸別荘は、昭和天皇が宿泊するほどの高級旅館にもかかわらず、大浴場の湯を年2回しか交換していなかったみたい。

気持ち悪い話ね。

そうそう、実際に基準値の最大3700倍ものレジオネラ属菌が検出されてるんだ。

へえ〜、宿選びも気をつけなきゃね。
1865年創業で昭和天皇が宿泊したこともある老舗高級旅館「大丸別荘」(福岡県筑紫野市)が、週1回以上行う必要がある大浴場の湯の取り換えを年2回しか実施しておらず、塩素の注入も怠っていたことがわかった。
大丸別荘の大浴場は、温泉を掛け流し、一部を循環濾過(ろか)させている。県条例では、連日使用型の循環浴槽は、すべての湯を取り換える「完全換水」を週1回以上行い、塩素濃度は1リットルあたり0・4ミリグラム以上にする必要がある。
しかし県などによると、大丸別荘は完全換水を年2回の休館日にしか実施せず、宿泊客らに入浴させていた。塩素注入も日常的に怠り、必要な濃度が保たれていなかったという。
大丸別荘では昨年、県保健所の検査で浴槽から基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出され、衛生管理状況が詳しく調べられていた。
引用元:Yahoo!ニュース

塩素注入も怠ってたし、信用してた客をバカにしてるね。

だから今回は、大丸別荘の口コミを中心に見ていくね。
大丸別荘レジオネラ属菌
厚生労働省のサイトによると、感染するとレジオネラ肺炎を引き起こすとあります。
Q.2:レジオネラ属菌とは何ですか?
レジオネラ属菌とは、自然界(河川、湖水、温泉や土壌など)に生息している細菌で、感染するとレジオネラ症を引き起こします。レジオネラ属菌は現在までにおよそ60種類が知られており、その中でも、レジオネラ・ニューモフィラは、レジオネラ肺炎を引き起こす代表的なレジオネラ属菌の1種とされています。引用元:厚生労働省
大丸別荘のお客さんが、レジオネラ属菌3700倍の危険なお湯につかっていたと思うと、ぞっとします。
Q.3:レジオネラ症の症状は?
レジオネラ症の潜伏期間(感染してから症状が出るまでの期間)は、2~10日です。レジオネラ症の主な病型としては、重症のレジオネラ肺炎と軽症のポンティアック熱が知られています。
レジオネラ肺炎は、全身倦怠感、頭痛、食欲不振、筋肉痛などの症状に始まり、咳や38℃以上の高熱、寒気、胸痛、呼吸困難が見られるようになります。まれですが、心筋炎などの肺以外の症状が起こることもあります。また、意識レベルの低下、幻覚、手足が震えるなどの中枢神経系の症状や、下痢がみられるのもレジオネラ肺炎の特徴とされています。軽症例もあるものの、適切な治療がなされなかった場合には急速に症状が進行することがあり、命にかかわることもあります。
これに対して、ポンティアック熱は、突然の発熱、悪寒、筋肉痛などの症状がみられますが、またそれらは一過性のもので、自然に治癒します。引用元:厚生労働省
レジオネラ症になると「命にかかわることもあります」とされています。亡くなられた方がいなくて良かったです。
大丸別荘レジオネラ口コミ「Googleの口コミ」

評価は、3.7と中の上って感じだね。

良くも悪くもないってことかしら・・・

ただ数件低評価のレビューがあって、それが注目されてるんだ。
大浴場のお湯換えが年2回でレジオネラ属菌も検出…
福岡の大丸別荘、楽天トラベルやGoogleマップクチコミを見てみたら皆すっかり騙されて「大浴場が素晴らしい」と見事な絶賛ぶりだったが、Googleマップに投稿された改行なしのこのクチコミはなかなか鋭い。見る客は見ている。 https://t.co/YmEeRtYkXc pic.twitter.com/OyKZZbMwZN
— 婆川 (@xeroographica) February 24, 2023
レビューに見るこの旅館の奇妙な点
- 4月なのに藤莚しかれていて夏のしつらえのまま
- 障子だけは冬の建具に代えられていてなんともチグハグ
- 障子のガラス窓にあしらわれている磨りガラスの縁どりが7枚中3枚についていない
- トイレの天井にはあるべきはずのカラフルな浮き彫りがなく真新しい板にはり直されていた
- トイレの新しい中杢の板はまったく不似合い
- 納戸の前の天井板がずれていて天井裏が見えていた
このように、この旅館は設備に対して全く気をつかっていませんでした。というより、気づいていたもかかわらず改善しない体質のようです。
また、以下のような口コミもあります。
少しお高めの部屋の所で、家族の目の前で仲居さんに対して威張り散らしている恥ずかしい糞爺を目撃。仲居さんにセクハラもしていた。こういう屑を迎えるって旅館としてどうなんだろうと思う。
パワハラ、セクハラも蔓延していました。今回のレジオネラ属菌検出騒動は、こういう体質の現れです。だいぶ以前から、宿泊費が高いだけで、すでに高級旅館ではなくなっていたのです。
大丸別荘の中で、最も古いお部屋である蓮魚庵は、夏の宿泊は絶対にお薦めしない。居間には布団が敷かれ、ソファーで談笑していたところ、布団の上に、壁にと、虫が尽きない。
庭園の中の古民家なのだから当然…、という値付けではない。山小屋ではないのだから。
格式のある、かなりお高い部屋だった為、非常に残念な思いをした。本館などに泊まるのが良いのだろう…。
古さを売りにするのはいいが、衛生面、安全面は常に気を使って欲しいですね。これは、旅館の体質から来ているものなので、本館もやめておいたほうがよいです。
大丸別荘レジオネラ口コミ「ネットの反応」
やはり、死者が出る可能性があるほどの不衛生な実態に衝撃を受けています。前項で見てきたとおり、大丸別荘の体質そのものに問題があるのです。レジオネラ菌で利用客が亡くなった事例もあるとのこと。危険すぎます。
ここまで大浴場のお湯がここまで不衛生だったので、厨房やその他の場所も疑われています。また、他の温泉旅館にも派生しそうな勢いです。
大丸別荘レジオネラ口コミ「低評価のコメント無視」改善姿勢なし
大丸別荘の管理運営会社は、株式会社大丸別荘で、社長は山田真(やまだまこと)です。
運営会社は、取材に対してあり得ない回答をしています。
運営会社は取材に「公表を控えさせていただく」としている。
引用元:Yahoo!ニュース
信頼して足運んでたお客さんに対して申し訳ないという気持ちが全く伝わってきません。残念です。
【追記】大丸別荘レジオネラ口コミ「山田真が謝罪」
大丸別荘株式会社の代表取締役「山田真」がこの件に対して謝罪しました。
福岡県筑紫野市の老舗旅館「大丸別荘」が、週1回以上取り換える必要がある大浴場の湯を年2回しか取り換えず、消毒用塩素の注入も怠るといった法令違反があった問題で、山田真社長は24日、朝日新聞の取材依頼に電話で「法律に対する認識が甘かった。皆さまに深くお詫(わ)び申し上げます」と述べた。また、「源泉掛け流しなのである程度、お湯が入れ替わっているので大丈夫だと思った」とも話した。
引用元:Yahoo!ニュース
また、ホームページにも謝罪文を掲載しています。
お客様各位
本日の報道をご覧になられたお客様には、大変ご心配をお掛けしており、
誠に申し訳ございません。
報道の内容については事実でございます。
保健所の指導の下、改善を行い、12月末より換水清掃および塩素注入の体制を整え、
基準を満たした上で大浴場の営業を再開しております。
ご予約を頂いておりますお客様には大変ご迷惑とご心配をお掛けしております。
取り急ぎ、お詫び申し上げます。
また、塩素を投入しなかった理由についても述べてますね。
塩素を注入していなかった理由については今年1月下旬、取材に「においが嫌だった」などとも述べている。
引用元:Yahoo!ニュース
においが嫌だという個人的な理由でルールを無視していました。
いずれにしても、信用を取り戻すまで持ち堪えられるかは疑問です。
【追記】大丸別荘「山田真が釈明会見」レジオネラ菌大したことない
大丸別荘の代表取締役社長の山田真が釈明会見を開きました。
社長が釈明「水質はいいだろうと」
山田社長「誠に申し訳ございませんでした」
風深々と頭を下げ謝罪したのは、福岡県筑紫野市にある創業1865年の「二日市温泉・大丸別荘」を経営する会社の山田真社長だ。昭和天皇が宿泊したこともある大丸別荘。大浴場は、本来、福岡県の条例で週に1回以上すべての湯を取り替える必要があったものの、年に2回の休館日にしか実施していなかった。
山田社長の発言要旨:
- レジオネラ菌は大したことないという認識
- 1日だいたい100トンばかりのお湯を浴槽に入れているので水質はかなりいいだろうと
- 塩素はことさら入れる必要がないだろうと、客の健康を害する認識がなかった
大丸別荘の山田社長は、発覚した不正について社長自身の指示だったことも明らかにした上で、問題の収束後に退任する意向を示した。
引用元:Yahoo!ニュース
山田真は、レジオネラ属菌をナメていました。なんと、レジオネラ属菌が大したことないという認識だったというのです。
2002年には、日向市の第3セクター・日向サンパーク温泉『お船出の湯』でレジオネラ属菌による集団感染が発生し、死亡者も出ています。
温泉旅館の経営者がこうした事例を把握していないことは、極めて不勉強と言わざるを得ません。
さらに、保健所に虚偽報告をしていたことも明らかになっています。
保健所に“虚偽報告”の疑い
県によると発端は2022年8月のことだった。「レジオネラ症」を発症した人が大丸別荘を訪れていたことから保健所が調査を開始。この際、お湯から基準値の2倍のレジオネラ菌が検出された。この時、大丸別荘は保健所に管理簿を示し「湯の取り換えや塩素注入は適切だった」と説明した。大浴場は一時、利用停止になったものの、営業は再開された。その後、保健所が11月に抜き打ち検査したところ、再び基準値を超える最大3700倍のレジオネラ菌が検出されたのだった―。
引用元:Yahoo!ニュース
山田真は、問題が収束したら退任するとのことです。問題が収束するかどうかは疑問ですが、、、
【追記】大丸別荘「山田真前社長が死亡」
山田真前社長の後継者を外木場大倫氏に引き継いでいましたが、3月12日福岡市の山道で死亡しているのが見つかりました。近くにあった車の中から遺書のような紙が見つかったことから、警察は自殺と見ています。
福岡県警は12日、基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出された同県筑紫野市の老舗旅館「二日市温泉 大丸別荘」の運営会社の山田真前社長(70)が同日朝、同市の山道で死亡しているのが見つかったと発表した。近くの車の中に遺書があり、県警は自殺とみて経緯を調べている。
県警によると、遺書には「申し訳ない 全ては自らの不徳のいたすところ あとはたのむ」と記されていた。午前7時ごろ、通行人が発見し、通報した。
引用元:livedoorNEWS
山田真前社長は、生きて責任を取るべきでした。
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