ジャニー喜多川の性加害行為に対して、イギリスのBBC放送が性虐待ドキュメンタリー番組を公開し、パンドラの箱を開けます。この記事では、ジャニー喜多川の性加害の実態、被害者、なぜ日本のマスコミは黙認したのか等について独自の情報網からお伝えします。
ジャニー喜多川パンドラの箱「開けるのはイギリスのBBC放送」
ジャニー喜多川が所属タレントに性的虐待を行なってきたのは周知の事実です。ジャニー喜多川の性加害事件に関しては、2002年5月に東京高等裁判所により判決が出ています。
東京高裁は、少年側の各証拠は信用できると結論づけているのです。
6. 東京高裁判決の結論
さらに続けてこの判決は、少年たちが断ることのできなかった弱い立場にあることを利用して、ジャニー喜多川が自己の欲求を満たしていたことについて、次のとおり指摘している。
「被害者である少年らの年齢や社会的ないし精神的に未成熟であるといった事情、少年らと一審原告との社会的地位・能力等の相違、当該行為の性質及びこの行為が少年らに及ぼしたと考えられる精神的衝撃の程度等に照らせば、少年らが自ら捜査機関に申告することも、保護者に事実をうち明けることもしなかったとしても不自然であるとはいえず、また、少年らの立場に立てば、少年らが、一審原告のセクハラ行為を断れば、ステージの立ち位置が悪くなったり、デビューできなくなると考えたということも十分首肯できるところであって、この点の前記〈証拠〉の各証拠は信用できるものというべきである。」
ジャニー喜多川は、断罪されて当然ですが、もっと許されないことは、日本のマスコミが黙認したことです。2019年にジャニー喜多川は亡くなっていますが、日本のマスコミが報道しなかった結果、知らずにジャニーズに入り被害を受けた少年も大勢います。
自分達の利益のために忖度し、ジャニー喜多川の極めて悪質な犯罪を報じない日本のマスコミは許されません。よく「マスゴミ」と言われてますがその通りです。
そして、日本のマスコミより先にイギリスのBBC放送がパンドラの箱を開けることになってしまいました。日本人として、本当に情けない思いです。
【朗報】イギリス公共放送局BBCさん、『ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(19年没)による所属タレントへの性虐待ドキュメンタリー番組を公開する』と宣言
日本メディアが長年”黙認”してきたパンドラの箱をついに開ける模様
滝沢ガレソ氏が「朗報」として報じてる通り、イギリスのBBCがパンドラの箱を開けてくれることでジャニーズ事務所の悪事が減っていくことを願っています。
ジャニー喜多川が亡くなってから、堰を切ったように、不祥事や退所騒ぎが起きているのは周知の事実です。
ジャニー喜多川パンドラの箱「被害を受けた少年たちの告発」
元ジャニの岡本カウアン氏が動画の中で、克明にジャニー喜多川から被害を受けたときのことを語っています。また、証拠の動画を持っていて、岡本カウアン氏の身に何か起こったときは、拡散されるようになっているとのことです。
動画で岡本カウアン氏が語っていることは、あまりにも過激でクソヤバなので、文字起こしはやめて起きます。内容を詳しく知りたい方は、動画を見てください。
ちょっとだけ紹介すると「ジャニー宅のヤリ部屋はジュニア間で松本潤部屋、佐藤勝利部屋などと代々呼ばれている」とのこと。
元ジャニの岡本カウアン氏は、平野紫耀と同期で、ジャニー喜多川と3人でキングベッドに入ったとも証言しています。
この動画から、松本潤、佐藤勝利、平野紫耀は、確実にジャニー喜多川の被害にあっていることが判明したのです。
そして、この悪習は現社長の藤島ジュリー景子に引き継がれました。
性虐待をしているのがジャニー喜多川から藤島ジュリー景子に変わっただけで、ジャニー喜多川が亡くなったからと言って、何一つ変わっていません。
今のジャニーズ事務所は、藤島ジュリー景子のホストクラブ状態です。藤島ジュリー景子に気に入られれば、テレビや舞台に出ることができる状態。ジャニー喜多川がやっていたことと全く同じことをやっているのです。
現状での藤島ジュリー景子のお気に入りは「なにわ男子」です。
なにわ男子は、藤島ジュリー景子の餌食になってしまいました。可哀想です。ジャニーズ事務所を信じて、子供を入所させた親御さんは、ジャニー喜多川、藤島ジュリー景子にずっと騙され続けています。
岡本カウアン氏は、退所後、親にジャニー喜多川からの性被害について正直に話しました。これを知った親御さんはどう思ったのでしょう。
他にも被害者が判明してますので、一覧にしておきますね。
- 平野紫耀
- カウアン岡本
- 松本潤
- 佐藤勝利
- 田中樹
- 堂本剛
- SMAP
- 光GENJI
- フォーリーブス
- タッキー
ジャニー喜多川も藤島ジュリー景子もヘドがでるほど気持ち悪いです。
ジャニー喜多川パンドラの箱「合宿所という名の性奴隷養成所」
木山将吾さんが「SMAPへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ」という書籍でも、ジャニー喜多川の性犯罪が暴露されています。
まずは、この本の書評を見てみましょう。
この本からも多数の被害者が出ていることがわかります。
そして、以下はこの本の中で、木山将吾さんが語っている言葉です。
十五歳から十七歳にかけての二年間、僕はこの老人の性の奴隷だった。」
ジャニー喜多川は、合宿所で性的虐待、ホルモン注射の強要をしたり、盗聴器をつけて少年達を監視していたことも明らかにしています。
ジャニー喜多川は亡くなりましたが、日本のマスコミは、今なお続く藤島ジュリー景子の犯罪を報道してやめさせるべきです。これ以上の被害者を出すことは断じて許されません。
ジャニー喜多川パンドラの箱「ネットの反応」
やはり、報道しないマスコミに対する怒りが強いです。もちろん、ジャニー喜多川は許せませんが、日本のマスコミも同罪でしょう。
ジャーニーズファンにしてみれば、みんながジャニー喜多川にやられていたことに、相当ショックを受けています。当然ですね。
ジャニー喜多川パンドラの箱「日本のテレビ局が性的虐待揉み消し」
日本のメディアが報じない理由は、「ジャニーズを敵にしたくない」、「広告絡みでNG」です。マスコミという立場になりながら、少年たちの人権より、自分達の利益を優先しています。このことは、何があっても許すことができません。
当時、業界内では反響があったが、実際に後追い報道する主要メディアは皆無で、テレビやスポーツ紙は「ジャニーズを敵にしたくない」「広告絡みでNG」と忖度を決め、硬派を標榜する大新聞は「特殊な芸能界の話」と矮小化した。
一方でニューヨーク・タイムズやAP通信など海外メディアは積極的に報じたが、国内は無風状態。東京都青少年健全育成条例や児童福祉法、児童買春・児童ポルノ禁止法に抵触するのではないかと疑義を呈され、この問題は衆議院特別委員会でも取り上げられたが、それについても主要メディアが報じることはなかった。
文春の記者は、以下のように語っています。
「1999年以来、私は、日本のメディアにずっと絶望しきっています」
悲観的ではあるが、これまでのことを現実的に捉えると、このBBC報道が日本で大きく取り上げられることはまずないだろう。「日本のメディアは明らかに異常です」、ニューヨーク・タイムズ記者が23年前に呟いた言葉が今もリフレインしている。
勇気ある日本のマスコミは、このBBC報道を日本で大きく取り上げて下さい。これ以上、日本が腐っていくのを黙認するのはやめるべきです。
ただ、現代の状況を考えれば、マスコミがやらなくてもネットで情報が拡散されます。今回のようにすでにほとんどの日本人が知るレベルで拡散されているのです。マスコミさん、そろそろ目を覚ましてはいかがでしょうか。
もし、日本のマスコミが取り上げなかったとしても、2023年3月7日21時に放送され、こちらから視聴できます。その後、アーカイブも残るでしょう。もう、ダンマリを決め込む意味もありません。
【追記】ジャニー喜多川の性的虐待「日本メディアが黙殺」
とうとうイギリスで、ジャニー喜多川の性的虐待の真実が大々的に放送されました。この放送では、元ジャニの証言もあり、ジャニー喜多川が亡くなるまで長い間に渡って行われてきた闇について、赤裸々に綴られています。
イギリス時間の3月7日午後9時、公共放送「BBC Two」のゴールデンタイムで、1時間の番組が放送された。タイトルは、
『Predator:The Secret Scandal of J-Pop(プレデター〜Jポップの秘密のスキャンダル)』
引用元:週刊文春
イギリスの公共放送『BBC』が、3月7日にジャニーズの闇について放送する。
ついに戦後の日本の闇が暴かれるのか?
日本人女性よ、いい加減、目覚めなさい!
実はジャニーズ事務所には恐ろしい闇がある。
真の恋を求めるならば、顔などの外見を超えた、魂こそを恋せよ乙女。https://t.co/mcSuciePZb pic.twitter.com/NmYHblSLQr— 与国秀行 (@yokuni77) March 1, 2023
ただ、何よりも許すことができないのが、日本のメディアの態度です。BBCの取材に対して、日本のメディアがとった態度は、「完全な無視」、「丁寧な拒否」でした。メディアにおける公平公正が全く保たれていません。
番組が最後に強調したのが、日本メディアの黙殺だ。アザー氏らは公共・民間放送、新聞に取材をすべく、何十もの連絡先をまとめた。そして1回目の取材申し込みメールをしたか、2回目、3回目をしたか、電話連絡をしたか、返信があったか……チェックするリストも作った。だが――。
「完全な無視か、丁寧な拒否でした。『ご関心をお寄せ頂き有難うございます。ただ私たちは関与したくはありません』というもの。取材に応じたのはゼロ。最終的にできたのは“沈黙のリスト”でした」(アザー氏)
なぜ、日本メディアが取り上げないのか。インマン氏は「ジャニーズ事務所の圧倒的なパワーが芸能界と、日本文化に沁み込んでいるからだということがわかりました」と言う。
「アーカイブ映像の使用許可を取るのが、こんなに難しかった経験はありません。ジャニーズのアイドルが歌って踊っている映像を使うために権利を持つ会社にお願いしても、ジャニーズのものは貸し出せないという反応ばかりでした」
引用元:週刊文春
このようなメディアしかない日本は、今後どうなってしまうのでしょうか。忖度で報道するしないを決めるメディアを信じることはできません。
どこかに骨のあるジャーナリストがいることを願ってやみません。
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