日高靖仁(41)オープン・アーキテクトがパワハラの疑いにより降格していました。降格は、文春オンラインの取材で判明しています。この記事では、日高靖仁降格の真相やどのようなパワハラを行ったのか、日高靖仁の人間性について独自の情報網からお伝えします。
日高靖仁降格「パワハラ叱責が公になったため」
日高靖仁は、オープンハウス・アーキテクトの代表取締役社長でしたが、現在は、取締役に降格しました。
この降格は、日高靖仁のパワハラ叱責が公になったための対応です。
不動産大手オープンハウスグループの執行役員であり、主要子会社「オープンハウス・アーキテクト」の代表取締役社長を務めていた日高靖仁氏(41)が、3月20日付でグループ執行役員を辞任、アーキテクト社でも取締役に降格していたことが分かった。日高氏を巡っては、「週刊文春 電子版」が3月16日に配信したオリジナル記事で同社の部下にパワハラ行為をしていたことを報じていた。
引用元:文春オンライン
日高靖仁は、アーキテクト社の代表取締役を降格するとともに、グループ執行役員を辞任しています。
日高靖仁降格「パワハラの内容」
日高靖仁がどのようなパワハラを行ったかは、週刊文春が関係者から音声を入手するとともに、2023年3月16日に文春砲を放っています。
オープンハウスグループが掲げる今年のスローガンは「行こうぜ!1兆2023」だが、最近、「ヤバいぜ!1兆2023」と微妙に文言が変わったという。
しばらくは着工数などを巡り、穏やかに方針を述べていた日高社長。ところが、近くに座っていたという営業部長に成績の悪い店舗について問い詰め始めると、次第に激しい口調になっていく。
「辞めたら?」
「お前、辞めたら?」
「クソ弱すぎる」
「やってんの?」
「それを見てお前。だからさ」
「どう思う?」
と、ものすごい勢いでまくし立てた。そして次の瞬間、「ガシャン!」という大きな音が鳴った。
「激昂した日高社長が近くの椅子を蹴ったのです」(前出・関係者)
音声にはさらに続けて「ガシャン! ガシャン!」という音が記録されている。「立ち上がった日高社長が、営業部長の首元付近に背後から掴みかかり、机や椅子がぶつかっている音」(同前)だという。
引用元:週刊文春
言葉の暴力もさることながら、実際に掴みかかり、机や椅子が営業部長にぶつかっていることから、暴力行為、犯罪と言っていいでしょう。営業部長が警察に被害届を提出すれば、逮捕される案件です。
グループ執行役員の辞任、アーキテクト社長からの降格で済まして良い問題ではありません。
日高靖仁は、現場に圧力をかけていました。今どき圧力で部下が動くと思っていたようです。
日高靖仁降格「パワハラは常習的」
日高靖仁は、非常に強気な人物との証言があります。今回、パワハラが明るみになりましたが、それでも強気でいられるのでしょうか。
「日高社長は非常に強気な人物。以前から“体育会系”を体現していると評判です。『攻めの姿勢でいく』『日本一になる会社だ』と口癖のように語っており、普段から社員を『お前』呼ばわりし、『バカじゃねーの』などキツい言葉を投げかけているといいます。学生時代はボクシングで国体に出た選手だったそうで、身長は180センチ近くある。そんな大きな体格で掴みかかってこられたら恐怖です」
引用元:週刊文春
日高靖仁は、学生時代にボクシング部で国体に出場しています。このときの体育会系の考え方が染み付いているのでしょうか。
日高靖仁によるパワハラは、常習的に行われていました。
「とにかく報告の場や会議ですぐキレる。社員は萎縮してしまい、恐怖で支配されています。椅子や机を叩く、蹴るは日常茶飯事。勢いあまって暴力行為に及ぶことも。『てめえ!』『ふざけんじゃねえ!』とか言いながら、その辺にある文房具とか物を投げる素振りで威嚇してくるのです。グループ本体や荒井社長は一体、何を見ているのか。これだけ被害者が出ているのに、知らぬ存ぜぬで通すつもりなんでしょうか」
引用元:週刊文春
グループ本体の代表取締役である荒井正昭も見て見ぬふりをしていました。
日高靖仁のパワハラが文春砲で公になったことで、やっと重い腰を上げたのです。本来であれば、表に出る前に対処すべきでした。
日高靖仁のプロフィール・経歴
日高靖仁のプロフィールと経歴を見てみましょう。
日高靖仁プロフィール
日高靖仁経歴
- 2004年に株式会社スタッフサービス・ホールディングスに入社
- その後、父親の経営するアパレル会社や不動産業など様々な業種を転々
- 2009年に株式会社オープンハウスに入社
- 2015年1月に株式会社オープンハウス・アーキテクトに出向
(株式会社オープンハウス・ディベロップメントの執行役員も兼任) - 2017年10月には執行役員から常務執行役員・経営企画部長に昇進
- 2017年12月には取締役を就任し、2020年1月に代表取締役
日高靖仁は、オープンハウスに入社後、とんとん拍子に出世しました。とんとん拍子に出世したことで、裸の王様になってしまったと言えます。
日高靖仁降格「パワハラ叱責に対する本人の回答」
週刊文春の記者が日高靖仁に直撃したところ、以下のように回答しています。
“パワハラ叱責”について日高社長はどう答えるか。本人の携帯に電話をかけた。
——会議で椅子を蹴って体を掴み、部長を叱責したか。
「いや、蹴ったのは椅子じゃないんじゃないですか?」
——(営業部長との)間にあった椅子を蹴ったのでは。または、その場にあった別の何かを蹴ったのですか。
「それは、なんか蹴ったかもしれないけど……。ちょっともう、記憶がないですね。(蹴ったのは)違う物かもしれないけど、ちょっとわからないですね。はい。会社に相談しますので」
「記憶がない」と主張する日高社長だが、小誌が入手した音声には明確に「ガシャン!」という音が記録されている。
オープンハウスグループの広報宣伝部にも経緯の確認や見解を求めたところ、「事実関係を確認し、適切に対応してまいります」と回答するのみだった。
引用元:週刊文春
日高靖仁は、「記憶がない」と言っていますが、そんなはずはありません。どこかの政治家のような言い訳をしています。
音声という確固たる証拠がある以上、言い逃れはできません。
それと、オープンハウスグループもハッキリとしたことを言わず、曖昧にしています。そういう体質の会社だと認識されても致し方ありません。
日高靖仁の降格に関しても、週刊文春が報道しなければ、多くの人が知ることができませんでした。日高靖仁の降格は、パワハラ叱責があったと認めたうえで、きっちりと広報すべきことです。
日高靖仁降格「たいした処分じゃない」パワハラは刑事罰、解任が妥当
日高靖仁は、降格しましたが、取締役として会社にとどまっています。ここまで酷いパワハラ叱責をしたわりには、とても軽い処分です。
日高靖仁は、背後から掴みかかったり、椅子や机にぶつけたりしているので暴行・傷害罪です。役員を解雇し、警察に突き出すのが妥当でしょう。
コメント