西出賢吾さんは、岸田首相の応援演説の前に爆発物のようなものを投げつけだ木村隆二容疑者(24)にヘッドロックをかけました。この記事では、西出賢吾さんがヘッドロッグをかけるに至った経緯、西出賢吾さんはどのような人なのかを独自の情報網からお伝えします。
西出賢吾ヘッドロック「捨て身で襲い掛かる」
西出賢吾さんは、物を投げた男を「とっさに抑えにいった」と語っています。西出賢吾さんの危機的状況に対する反応がずば抜けていました。本当に素晴らしいです。
和歌山市の漁港で15日、岸田首相が演説する直前に爆発物が投げつけられた事件で、逮捕された男を取り押さえた漁師の西出さん(54)が取材に応じました。西出さんは演説会場にいて、物を投げた男をプロレス技の「ヘッドロック」のような形で取り押さえました。
引用元:Yahoo!ニュース
西出賢吾さんは、インタビューで以下のように話しています。
【西出さん】
「首相が演説に向かったので、写真を撮ろうと思い、進んでいったら、斜め左前にいた犯人らしき人が物を投げたのを確認した。あれ、おかしいと思ったら、手元で何かをしているしぐさがあった。物を持っていたので襲い掛かったという状態です」
「物を放ったときに爆発していたら、そういうことができているかどうか分からんけど、物を放ったときはそれだけで、また次の物を持っている。もう、とっさに抑えにいった形でしたね」
「(Q容疑者の様子は)全然無抵抗で言葉もなかった」
「岸田首相が夕方5時か6時に電話をくれて、きょうのことは本当にありがとうございましたと言うてくれましたので、けが人もなくてよかったですねと言いました」
「朝に漁師仲間で、冗談で、こういうことなかったらええのになと言っていたんです。怖いなというのはありますね」
引用元:Yahoo!ニュース
西出賢吾さんは、おかしいと感じてすぐに行動を起こしました。木村隆二が持っているものが、爆発物かどうかわかっていなかったにもかかわらず、捨て身で襲い掛かりヘッドロッグをかけたのです。
西出賢吾ヘッドロック「SPより早く反応」
西出賢吾さんは、岸田総理を警護するSPより早く反応し、木村隆二を取り押さえました。まさに大海原で鍛えられた成果が出たのです。
SPより反応の早い漁港のおっちゃん。みのすけさんの言ってた“漁師最強”説を裏付けたなw
pic.twitter.com/BI7EjyoyqY— たま。 (@tama_nuko) April 15, 2023
西出賢吾さんは記者からの質問に以下のように答えてます。
1人目「ヘッドロック」で取り押さえた男性(54)
―――当時、どれくらい人数がいたんでしょうか。
200~300人は居てたな。演説を聞くのに前に行こうとしたら、その人(容疑者)がもの投げたのを見て、こいつ何を投げたんかな、と見たら、まだ手元でなんかやっているのが見えて、まだ持ってたんで、取り押さえた。
―――男の近くにいたのでしょうか。
ななめ左前に、2mくらいの距離にいて、もの投げたのを見た。銀色と言われてるけど、こっちからは、「折りたたみ傘」くらいの黒っぽいものに見えたわ。
―――火をつけていたのか。
それもわからん。放ったのを見ただけで火つけてほったのか どういう形か それは知らんで。とりあえず 爆発したのは時間差で。SPが来て、離れた時に爆発してると思う。
―――取り押さえた最初の人ですね。
そうやな。横から 首にヘッドロックをかけた感じ。左手でヘッドロックかけながら、右手で容疑者が持ってるもんを振り払ったと思うわ。男が持ってるもんを見たんで それを振り払おうとしたわ。そのときは無我夢中で 覚えてなかったけのお、映像みたらそういう仕草してますわ。
手元に持ってるもんは、爆発物とか、そんなこと考えることないやん、ほってるものが爆発してないから、とりあえず手元に次のもん持ってるって感じだったので抑えたという感じや。
―――男は抵抗したか。
全然抵抗なし。体に力は入ってなかったな。ひ弱な感じ
―――岸田総理から電話があったと聞きました。
ありました。「本当にありがとうございました」って内容が携帯で。
引用元:Yahoo!ニュース
あれこれ考える間もなく、自然と体が動いたようです。無意識に反応するように鍛えられているのがわかります。
賞賛の声がたくさん届きました。
西出賢吾さんはじめ、漁師の方々がいらっしゃらなかったら、大惨事になっていたと考える人が多いです。
西出賢吾ヘッドロック「プロフィールと顔画像」
西出賢吾さんのプロフィールを見てみましょう。
西出賢吾さんプロフィール
漁師一筋の経験が、今回のヘッドロックにつながりました。
また、西出賢吾さんは地域のためになる活動もしています。ニュース和歌山の掲載されてこともありました。
和歌山市西浜の雑賀小学校5年2組と3組64人が10月16日、雑賀崎漁港を訪れ、漁師から水産業について学んだ。関玖音(くおん)くんは「漁で使う船にはたくさんの機械があって、興味がわいた」と喜んでいた。
児童たちは西出賢吾さんの漁船、賢栄丸を見学。操縦室や網、水槽を見て回った。また、「イサギが1㌧捕れることもある」との話に皆びっくり。最後は、地元産の芝エビをしょう油で煮た漁師めしを味わいながら、エビの食べ方や旬を教わった。
山畑葵さんと松田悠里さんは「漁師さんは海の上で大変だと思った。エビは新鮮で味が濃くて、とてもおいしかった」。西出さんは「後継者が減る中、捕ったばかりの魚を漁船から直接売るなど工夫し、漁港を盛り上げているのを知ってもらえれば」と話していた。
写真=漁師から足赤エビの話を聞いた
(ニュース和歌山/2018年11月3日更新)
雑賀小学校の漁船見学に協力していたんですね。子どもたちに漁業の素晴らしさを教えていました。普段から地域に貢献する活動をしていたからこそ、今回の行動にもつながったのでしょう。本当に素晴らしいです。
西出賢吾ヘッドロック「道具を振り回す漁師の底力」
西出賢吾さんが、あまりにも素晴らしいヘッドロッグを繰り出したため、格闘技を経験しているのではないかという噂が飛び交っています。
この人、元警察官、かSP? 少なくとも何か格闘技やってたのでは?身のこなしが只の漁師でない。名前も出してないし。
— 烏丸 淳之介 (@ulfugbUI0FXFYhi) April 16, 2023
今回の動きを見たら、格闘技をやっていたと思うのも当然です。ただ、西出賢吾さんが格闘技や元SPだったという情報はありません。やはり、漁師の仕事で鍛えられたのでしょう。
漁師の仕事というのは、それほど過酷でハードなものであるのがわかります。そんな漁師さんたちのおかげで、毎日おいしい魚を食べることができてるので、感謝しかありません。
他にも、以下のようなメッセージが投稿されています。
漁師さんは、本当に強いということ、そして、普段漁業で道具を振り回す力を正義のために使ったことが素晴らしく、心が優しいことを認識させられる出来事です。
西出賢吾さん、そのほかの漁師さんたちの今回のご活躍は本当に素晴らしく感動しました。
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